照明設備 国道358号右左口トンネル補修工事(一部債務)(余フ) 山梨県にある右左口トンネルの照明LED化工事をおこないました。 この工事は、山梨県本課発注の工事で、山梨県トンネル維持管理計画の一環となっています。 国道358号線は精進湖線と呼ばれ、山梨県南都留郡富士河口湖町から甲府市を南北に結ぶ一般国道です。 静岡との物流を繋ぐうえでも非常に重要な役割を担っています。 従来の照明システムは、高圧/低圧のナトリウムランプが使用されていましたが、 低圧ナトリウムランプは世界的に製造中止となたため、保守部品が入手出来なくなりました。 また、現代において点灯時の電力消費量が多く、メンテナンスコストも高かったため、 LED化による照明更新が急務となっていました。 LED照明は、従来の照明に比べて省エネ効果が高く、 長寿命であるため、メンテナンスコストの削減にもつながります。 また、従来の照明に比べて明るさや色温度の調整が容易であるため、 視認性の向上にも役立ちます。 トンネル内の施工は、主に夜間工事で全面片側交互通行。 従来の配線や設備の一部も更新され、工事期間は約1年、実施工は4か月にも渡りました。 これにより照明の明るさや照度効率が向上し、トンネル内の視認性が大幅に向上しました。 明るさを安全に。安全を安心に。 SDGs(持続可能な開発目標) 今回の工事では、SDGs(持続可能な開発目標)のうち、以下の目標に貢献することができました。 目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに 従来の照明に比べて省エネ効果が高く、長寿命であるLED照明に更新することで、電力消費量を削減することができます。 その結果、エネルギーの効率的な使用を促進し、クリーンエネルギーに向けた取り組みを進めることができました。 目標9:産業、技術革新とインフラストラクチャの整備 この工事は、古い照明設備を新しい技術であるLED照明に更新することで、産業や技術革新に対する投資を促進しています。 また、インフラストラクチャの改善により、交通事故の予防や渋滞緩和にもつながっています。 目標11:住み続けられる街づくり トンネル照明のLED化により明るさや安定性の向上により、トンネル内の視認性が向上しました。 地域の皆さまに安心して利用していただき、安全で住み続けられる街づくりに寄与できたと思います。 目標13:気候変動に具体的な対策を LED照明の導入により、温室効果ガスの排出量を削減することができます。 また、省エネ効果によって、環境保護にも貢献することができました。 おわりに 持続可能な社会の実現に向けた一歩となったことを含め、本工事が無事に竣工したことを嬉しく思っています。 今後も、地域の発展や利便性の向上に貢献するため、地元山梨県の公共施設や交通情報インフラなどの更新や改良を積極的に進めていきたいと思います。 山梨県監督職員の立ち合い確認 あと施工アンカーボルトの品質管理 工事お知らせを掲示して頂きました。セブンイレブン甲府中道店 工事お知らせを掲示して頂きました。上九一色郵便局 タブレットによる現場管理を行っています。 照明灯LED化工事の施工状況 R2国道20号大月バイパストンネル照明設備他工事 R3国道52号外CCTV設置工事