絶縁抵抗計算(漏洩電流測定)

漏洩電流測定による絶縁抵抗計算

通常、絶縁抵抗測定を行う方法は、回路を断にし、絶縁抵抗計による試験電圧の印加を行い測定します。ですが、サーバーやネットワーク機器をはじめとする常時通電型の精密機器が一般家庭にも爆発的に普及し、回路調査をする際にも安易にブレーカを落とせない状況が増えました。そういった場合には絶縁抵抗を確認する方法として漏洩電流の測定を行います。
電気設備技術基準の解釈には、【1mA以下であること】と明確に数値が記述されていますので、計算上の絶縁抵抗値が基準値以上であった場合でも、電気設備技術基準上は不良となります。
ご理解いただいた上、あくまで参考としてご使用ください。

電気設備技術基準・解釈
第3節 電路の絶縁及び接地
【低圧電路の絶縁性能】(省令第5条第2項、第58条)
第14条 絶縁抵抗測定が困難な場合においては、当該電路の使用電圧が加わった状態における漏えい電流が、1mA以下であること

計算式

R=E/I

※この計算結果は参考値です。
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